2011年6月5日日曜日

御礼状

広田町から、私の所に御礼状が届きました。

 この度、当地を襲った「東日本大震災」に際しましては、早速、心温まるお見舞いの言葉や救援の品々を賜り、ご厚情の程、ありがたく厚く御礼を申し上げます。
 早いもので、忌まわしい地震津波からまもなく三ヶ月となりますが、日時の経過と伴に死者、建物施設被害は甚大で、過去の歴史にない未曾有の大災害となりました。
 まさに「津波にのみ込まれ町」と化しました。
復旧、復興には長い年月を要すると思いますが、被災民、心を一つに再起の気持ちを強く持ち、復興に懸命の努力を致しております。
 世界各国、国内各地から頂きました善意を心に刻み「浜っ子は負けない、ふるさと広田の復興」を合言葉に明日に向かって頑張ってまいります。
 甚だ簡略失礼ですが、書中にて御礼とさせていただきます。ありがとうございました。

平成二十三年五月

陸前高田市広田町字大久保九番地
広田地区コミュニティ推進協議会 会長 黄川田富八  住民一同



成田氏はじめ、S×T×U、NFK、この活動に関わった多くの皆様一人一人に届いた御礼状だと思っています。

ノブが避難所のおばさんとこう話していました。
「手ぶらで来て握手だけして帰る政治家や、くだらない事に縛られている地元の行政より、こうして遠くからわざわざ沢山の物資やら何やらを運んで来て、そして配ってくれる。見かけは怖いかも知れないけど一人一人の人間としての行動力、優しさや温かさが伝わってくるでしょ。人は見かけなんかじゃないから。」って。

みんなの優しさや温かさ、行動力、そして本当の意味での「人間力」が伝わったんだなと感じた、そんな瞬間でした。











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