2011年5月15日日曜日

歌津地区の現実


昨日(5/14)たくや、福田兄弟の3人で歌津〜気仙沼へ行ってきました。


連日メディアで報道されているいる地域は、自衛隊や災害ボランティアが入っているので物資なども行き渡っている。

ここは45号線から海岸方面に細い道を入っていく「大沼」という部落で、たくやの親戚からSOSで向かった場所。つい何日か前に道路が通れるようになったばかり。まったくもって震災時そのまま。もう2ヶ月も過ぎたのに・・・自衛隊の姿も2人しかみえない・・・

ライフラインも未だに全滅。物資も全然届いていないらし!!何もかもが足りない!!

たくやの親戚にSOSをした三浦さん宅をみつけ、そこに石巻で受け取った物資を置く。

Tシャツと薄手のフリース

米、缶詰、宇宙食




ちょうど昼頃に着いたせいもありお昼を食べていけと言う。カップラーメンしかないけど・・・と笑いながら言う。何処でもそうなんだよね。自分たちより本当は食べる物も何もかも困っているはずなのに・・・
そして最後は溢れんばかりの笑顔と感謝の言葉で見送ってくれる。「ありがとう、本当にありがとう」と。

しかし、まだまだこの地域は物資が足りない!まだまだ、本当にまだまだです!!


歌津を後にし、一路気仙沼へ向かい、階上公民館で子供たちに「キックボード」を手渡す。




子供たちの喜ぶ顔が眩しい!!

細々とした場所に物資を配った後、我々は震災後初めて「岩井崎」へと向かった。
気仙沼向洋高校





潮吹き岩







今回行った歌津の大沼は地区は震災から2ヶ月経ても、あの日のまま時間が止まっていたような気がする。本当の意味で復旧や復興というものでもなく、まだまだ救助・救済というレベルだと思う。本当にまだまだ!これからです!!




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